このプロジェクトについて
ときわミュージアム植物館は、開館20周年を迎えるのを機に、全国的に活躍されているプラントハンター西畠清順氏をアドバイサーに迎え、市民ワークショップ「温室の魅力アップの方法」を開催しました。毎回、多くの市民が参加して熱心な議論を重ねて提案された、「世界を旅し、感動する植物館」をコンセプトに現在、リニューアル整備を行っており、全国に誇れる植物館を目指しています。
今回は、ヨーロッパゾーンのシンボルツリーとして、国内で最大級の樹齢1000年のオリーブの導入を計画しています。
<整備の基本方針>
・世界(熱帯気候の地域)を旅する空間づくり
標本展示から生息環境展示(原産地ごとのゾーン展示)
・モノゴコロ(植物への関心)芽生える展示
各ゾーンにシンボルツリーを配置
・季節ごとに変化(花、果実など)のある展示
(写真はイメージです)
オンリーワンの総合公園
日本一の“自然体感テーマパーク”を目指してときわ公園は、常盤湖を中心とした緑豊かな里山や野鳥、四季折々の花木など自然に恵まれた広大な総合公園です。
近年は、じゃぶじゃぶ池の新設、花いっぱい倍増計画を推進するとともに、UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)やTOKIWAファンタジアの拡充、食のイベントなどさまざまな施策に取り組んでいます。
中でも、大きく魅力を増したのが、平成27年3月にリニューアルオープンしたときわ動物園です。生息地の環境を再現した国内では珍しい「生息環境展示」のもと、国内初のボンネットモンキーとコツメカワウソの同居展示、飼育頭数国内最多のシロテテナガザル、さらに中南米やアフリカ・マダガスカルゾーンにも、国内初の取組が満載です。
また、「緑と花と彫刻のまち宇部」の歴史的ドラマをもつUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)や、国内初となった公園維持管理のための障害福祉サービス事業所の開設など、まさに日本一が集まったオンリーワンの総合公園として、ときわ公園は進化し続けています。
日本一の“自然体感テーマパーク”
これらの多様な資源は、宇部市の財産であり、市民の誇りです。
緑あふれる湖畔をウオーキングしたり、園内のイベントやまつりに参加して家族や仲間と憩いの時間を過ごしたりと、まるでテーマパークのように人それぞれ、いろいろな楽しみ方ができます。
今後は、この貴重な資源を活用し、さらに進化させ、動物や植物、花木や自然などを通して、ふれあい、体感することで、生命や自然環境、歴史、文化芸術を誰もが楽しみながら学べる日本一の“自然体感テーマパーク”を目指します。
地方創生
この素晴らしい公園を次世代につないでいくため、効率的かつ安定した管理運営を行いながら、園内などで観光消費を促進させる観光産業にも力を入れ、持続可能な公園づくりを進めていきます。
ときわ公園やUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)をはじめとする他市にはない本市独自の観光資源を中心に、本市の魅力を積極的にアピールして交流人口の増加を図ります。
本市へ訪れる人の流れをつくるために、観光資源の拡充や地域資源の再発見・新たな資源の発掘を進めていくとともに、その魅力についての情報発信を強化しています。
新しい人の流れをつくる
本市へ訪れる人の流れをつくるために、観光資源の拡充や地域資源の再発見・新たな資源の発掘を進めていくとともに、その魅力についての情報発信を強化しています。
指 標 | 現 状 値(H26年度) | 目 標 値 (H31年度) |
観光客数 | 107万人/年 | 180万人/年 |
延べ宿泊者数 | 20.2万人/年 | 25万人/年 |
平成26年には観光客数が初めて100万人に達するなど、市内のイベントの充実やシティセールス活動の強化により、本市を訪れる人は増加傾向にあることから、貴重な観光資源であるときわ公園の魅力をアップするために、「ときわ公園活性化基本計画」に基づき、「環境・芸術・スポーツ・福祉」の融合した先進的モデル公園化を進め、賑わいの創出を図ります。